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fis-moll [Kaspar]

KV.488.jpg


今日は,先日「シンフォニア・コンチェルタンテ」のご紹介をした「シュエット交響楽団」のリハーサル
管楽器のメンバーとはアンサンブルで何度か会っているものの,オケ本体の皆さんとは本当に久しぶり。

…なので,高校の「今季最後の授業」をすっぽかして(笑)参戦してきました(M先生ありがとうございます)。

この「シュエット交響楽団」は,大体水曜日か木曜日にリハーサルをして,金曜日に「けやき音楽会」という名の演奏会を指揮者高橋君の地元で開催してから,日曜日の演奏会に臨みます。

本番を2度楽しめるだけでなく,何と言っても地元の小学生が普段気軽に遊びに来ている場所にプロの楽団が来る,という羨ましいもの。

日本中を見渡しても,そんな贅沢な公民館はそうそうあるまい。
そんな楽団を間近に聴いた子供たちの中から一人でも「音楽をやってみたい」「あの長い煙突を吹いてみたい」という子があらわれたら,幸せだなぁ...。

そんな「けやき音楽会」も今回で50回目。
定期的に地元の皆さまに音楽を提供し続ける指揮者の高橋君には本当に頭が上がりません。

keyaki_concert.jpg

ちなみに,僕が主宰する「アイラ・コンサート」はただいま16回で絶賛足止め中...orz...。

負けずに頑張りたいと思います。

さてさて,今回のトリを務めるのは,モーツァルトピアノ協奏曲第23番。
モーツァルトの協奏曲で1番好きな曲です。
(後期の曲はどれも良いんだけど,この「第23番」と「第24番」が特に良い)

リハーサルはこの曲から始まったのですが,何と腹が痛い...。
何とか耐えて,休憩。

今日のリハも,反省材料が多かったなぁ。
でも,管楽器のメンバーに助けられながら曲を作っていきました。

今回の配置は,

Hr2 | Hr1 | Fg1 | Fg2
---- | Fl | Cl1 | Cl2

でした。
オーボエがないこの曲で,クラリネットが僕の前にいる,という初の体験。

いつもオーボエ奏者の背中は見慣れている(背中を見れば何考えているかわかる人が多い!!)のですが,クラリネット奏者の背中は新鮮だ(笑)。
M君,本番中,背中で笑わさないでね!!

モーツァルトの協奏曲といえば,アンサンブルの楽しみを存分に発揮している曲ですよね。
ファゴットにも,吹いていて楽しいフレーズが満載。
ソリストとサシで,弦楽器とファゴットで,そして管楽器同士で。

旋律が素晴らしいからどんな楽器で演奏しても素晴らしいのは当たり前ですが,それが何度出てきても飽きないどころか,どんどん魅力を増していく。

リハの時間があっという間に過ぎて,「いぬのおまわりさん」の前奏みたいな第1楽章の後奏が終わり(笑),さあ第2楽章。

この第2楽章が,僕を苦しめるのです。

すごくいい曲で泣けるのですが,調性が「fis-moll」。シャープ3つの短調ですが,この調の曲が意外にも少ない。

パッと思い浮かぶのが「アルルの女~パストラールの中間部」くらいでしょうか(他にもありますが,眠くて捜せない)。

ファゴットにとって(いや違う,僕にとって)苦手な「fis」が嫌というほど出てきます。

「ファ#-ラ-ド#」のfisから「レ-ファ#-ラ」のfisへどうやってタイでつながればよいんだろう...,とか。
「替え指に頼り過ぎない,やっぱりここ一番はノーマルな指が一番よい」とか。

やっぱり,演奏中の心理状態は音に如実にあらわれます。
リハーサルや本番で迷っていては,それが音楽にあらわれてしまいますからね。

明日,ゲネプロまで時間があるので,もう一度自分のツボを確認して,みんなの和音構成を確認して,「絶対これでOK」という気持ちで臨みたいと思います。

では,おやすみなさい。
まだ寝れそうにないけど...。
体は疲れているんだけど,神経が張り詰め過ぎると眠れないんだよな...。


KASPAR


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